会社経営

マネーフォワードに乗り換えてよかったこと4つ

個人事業主の時にやよいの青色申告を使ってきたので、法人成りした後も弥生会計を使ってました。税理士事務所の勧めもあって、弥生会計(デスクトップアプリ)からマネーフォワードクラウドに乗り換えました。

弥生会計からマネーフォワードに乗り換えてみてよかった点を紹介したいと思います。

金融機関等の連携が簡単

これは、クラウド会計システムの売りの一つになっている機能です。

弥生会計でも、「あんしん保守サポート」という保守サービスに加入することで、金融機関等のデータ連携は可能です。

ただし、設定が面倒なのと、クレジットカード明細の連携は、支払が確定した後にしか連携できないという制約がありました。

マネーフォワードクラウド会計は、連携の設定が簡単ですし、クレジットカードの明細も確定前の状態で連携されるので、推移をみる際には現実に近い状態になります。

バックオフィス製品が利用可能

マネーフォワードクラウドは、会計だけでなく以下の5つのセット商品となっています。

クラウド会計
クラウド請求書
クラウド経費
クラウド勤怠
クラウド給与

クラウド勤怠は必要ないかと思いますが、クラウド経費、クラウド給与は5名までは基本料金内で利用できるのでお得感があります。

私は、クラウド請求書、クラウド経費、クラウド給与を使用しています。

請求書の発行や経費精算、給与計算の結果を会計に連携することもできるので、会計側で手入力するものはほとんどない状態です。

特に給与計算は、年末調整もできるので、非常に助かっています。

税理士事務所との連携がらく

弥生会計を使用しているときは、バックアップデータを作ってメールでやり取りをしていました。

その際に税理士さんに仕訳の修正をしてもらったりすると、データをもらって、弥生会計に取り込んで、それを見ながら仕訳を修正するなど、割と大変でした。

それが、マネーフォワードに切り替えたことで、税理士さん用のアカウントを作るだけで、直接仕訳を修正してもらうことが可能となりました。

どこでも使える

クラウド会計のメリットとして、インターネットさえ繋がっていればどこでも使えます。

弥生会計は、デスクトップアプリを使用していたので、当然ですがインストールしているパソコンでしか利用することができませんでした。

Webブラウザが使えれば、パソコンでもタブレットでも、いつでも、どこでも利用できます。

マネーフォワードのデメリット

メリットばかりのマネーフォワードですが、やはりデメリットもあります。

価格が高い

弥生会計(デスクトップアプリ)と比べると、少し高くなります。

  1年目 2年目 3年目 4年目 5年目 合計
弥生会計 39,800 27,200 27,200 27,200 27,200 148,600
マネーフォワード 35,760 35,760 35,760 35,760 35,760 178,800

導入1年目は、弥生会計の方が高いですが、5年間利用した場合は、マネーフォワードの方が高くなっています。

ただし、会計以外の製品を使えることを考えると、決して高い製品ではないと思います。

通信環境が必要

どこでも利用できるメリットでもあり、デメリットでもあります。

通信障害が起きた場合に利用できません。

ただし、小規模の会社であれば、当日に処理しなければならない伝票はさほどないと思われるので、大きな問題点ではないでしょう。

まとめ

マネーフォワードクラウドに切り替えて、価格が若干高くなった点を除いては、おおむね満足しています。

特に、給与計算、年末調整は、格段に楽になりました。

会計ソフト選びで悩んでる方は、特にひとり会社の方には、お勧めします。