フリーランス

フリーランスエンジニアが法人成りするステップ

フリーランスエンジニアとして安定して稼げるようになると、法人成りを検討すると思います。

法人成りする手順を実体験をもとに紹介したいと思います。

司法書士に相談

まずは、法人設立の手続きを依頼する司法書士を探します。

頑張れば自分でできると思いますが、フリーランスエンジニアとして仕事を抱えている状態だと、本業が忙しく時間が取れないと思うので、司法書士さんにお願いしたほうが良いでしょう。

知り合いに司法書士さんがいる確率は高くないので、知人の紹介や税理士さんから紹介してもらうと安心でしょう。

司法書士さんに相談すると、法人登記に必要なる情報を教えてくれるので、それを準備します。

私の依頼した司法書士さんは、ワークシートに必要事項を記載する形でやり取りしました。

本店住所の確保

法人を設立するためには、会社の住所が必要となります。

持ち家の場合は、自宅を登記すれば大丈夫です。

賃貸の場合は、法人登記ができない場合があるので、注意が必要です。絶対に無許可で登記はしない様にしましょう。

法人登記不可の物件の場合は、登記可能なバーチャルオフィス等を契約する必要があります。

法人印の準備

法人登記するためには、法人印が必要になります。

私は、法人実印、法人銀行印、角印の3種類を用意しました。

法人実印と法人銀行印は兼用している会社さんもあるみたいです。また、請求書等に押印する角印ですが、今は、電子押印が一般的なので、イメージを取り込んで張り付けているので、実際に押印する機会はほとんどありません。

資本金の準備

資本金を準備します。資本金は1円でも良いのですが、設立費用だけで数十万円ほどかかるので、それだけで資金不足になってしまいます。

一般的には、100~300万円だとおもいます。

まだ、法人登記前で法人口座がない状態なので、個人口座に資本金を入金します。通帳を記帳して、資本金が用意できている証拠を残します。

私は、新規に作成した口座があったので、そちらに入金して、資本金だけが入っている状況を作りました。

司法書士に依頼

司法書士さんに必要な情報などを渡して、法人登記を行う準備をしてもらいます。

私は、司法書士事務所に伺って、書類渡したり、実印押したりと対面で手続きを行いました。

法人登記

法人登記の手続き自体は、司法書士さんがやってくれるので、特に自分では何もやることがありません。

依頼する司法書士さんによると思いますが、いつ登記するかは選べます。大安だったり、一粒万倍日だったり、縁起の良い日にすることもできます。

あとは、約1週間程度で登記が完了します。

法人口座開設

法人口座の開設には少し時間がかかります。

行ってその日に開設できるのかと思っていたのですが、必要書類を用意して申請してから1週間程度で開設される。といった感じでした。

法人口座は3つ開設しましたが、審査に落ちるといったことはありませんでした。

法人クレジットカードを作る

法人用クレジットカードは、最低1枚は用意しましょう。

インターネットサービスやネットショップで消耗品を購入したりする上で法人用クレジットカードがあると便利です。

マネーフォワードなどクラウド会計を使用すると明細を自動取込してくれるので、支払はクレジットカードにしておくと会計処理が格段に楽になります。

おすすめは、セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カードです。

最初から限度額が100万円くらいで、使用実績をある程度つめば、審査なしで限度額500万円まで上げられます。

私も愛用しています。税金もこのカードで支払っています。

法人設立案内を出す

取引が継続している取引先がある場合は、法人設立の挨拶状を出しましょう。

サンプルはネットで検索すれば出てくるので、それを印刷すればさほど手間はかからないと思います。

別に必ず出す必要はないと思いますが、ちゃんとしているね。という印象も大事ですから。

まとめ

私の経験をもとに法人成りについて紹介しました。

実際にやってみないとわからない事が多いですが、難しいところはありませんした。やらないと分からないので、悩んでないでとりあえずやってみるで良いと思います。