フリーランスエンジニアとして独立することで、会社員時代よりも稼ぐことは、比較的にクリア可能な目標だと思います。
年収1,000万円くらいまでなら十分に狙えると思います。
では、それ以上稼ぐ場合には何が必要になるか、自身の経験をもとに紹介したいと思います。
年収1,000万円以上を実現する条件3つ
独学でプログラミングを学んだだけでは、年収1,000万円以上を目指すのは難しいと思います。
せめて、システム開発会社等に所属し、要件定義から運用フェーズの一通りの経験とITスキルが必要になります。
その①:常駐案件はやらない
常駐案件には手を出さない。
なぜなら、常駐案件の場合は、クライアントのオフィスで1日中作業をすることになり、他の案件を受注することができなくなるからです。
知人や前職の上司などから仕事の依頼が来たときに常駐案件に参画中の場合は、受注チャンスを逃してしまうことになります。
また、独立してフリーランスになっても会社員と変わらずオフィスに出社するのでは、フリーランスというリスクを取ってまで独立した意味が薄れてしまいます。
そのため、常駐案件には参画しないほうがよいでしょう。
その②:声掛けされた案件は断らない
フリーランスとして経験を実績ができてくると、以前に発注してくださった会社さんや、前職の会社から案件依頼が来ることがあります。
私は、依頼が来れば基本的に全部請けます。基本的にと書いたのは、常駐案件の場合はお断りするからです。まあ、常駐案件はやらないことを知っているので、全部請けることになるのですが。
今までの実績を評価して案件を依頼してくださるので、時間の許す限りお手伝いをさせていただいています。
少し無理してでも受注することで、次の受注につなげることができます。
その③:人月ベースの見積もりはしない
IT業界全般に人月ベースの仕事が多いですが、人月単価いくらという見積もりはやらないことにしています。
なぜなら、人月単価いくらという見積もりをした場合に人月単価がその金額が固定されてしまい、次回以降の取引でも同じ単価で依頼が来ることになるからです。
例えば、A案件を人月単価50万円で受注した場合に、あらたなB案件も人月単価50万円で、となってしまいます。
そのため、A案件:150万円、B案件:200万円というイメージで金額ベースで見積もりを提示する様にしています。
まとめ
フリーランスエンジニアの年収1,000万円以上を実現するための条件は、次の3つです。
その①:常駐案件はやらない
その②:声掛けされた案件は断らない
その③:人月ベースの見積もりはしない